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安芸高田市吉田町 A様邸|使わなくなった蔵を「客室」へリノベーション【途中経過】

2026.06.14

このたびは、リフォーム工房むつのぶのブログをご覧いただきありがとうございます。

今回ご紹介するのは、安芸高田市吉田町のA様邸で進行中の蔵リノベーションです。

A様には以前のリフォームから引き続きお声がけいただいているリピーター様。

今回も「むつのぶさんに」と再度のご依頼、本当にありがとうございます。

本記事は工事の途中経過レポートです。現在クロス貼り直前まで進んでおり、完成までもう少し!

📌 今回のリノベーション ポイント

  • 🏯 使わなくなった蔵を「客室」として再生
  • 🪵 古い梁・束・土壁の趣はそのまま活かす意匠
  • 🧣 断熱は旭ファイバーグラス『アクリアマット100mm』で快適性を確保
  • 🎨 天井は石膏ボード仕上げ(この後クロス貼りへ)
  • ⏱️ 工期は約2ヶ月(現在進行中)

A様のお悩み・ご要望

  • 長年使われずに眠っていた蔵がある
  • このまま朽ちさせるのは惜しいので、有効活用したい
  • 来客時にゆっくり過ごしていただける「客室」として使えないか
  • 蔵らしい梁や土壁の雰囲気は活かしたい
  • でも、現代の「冬暖かく、夏涼しい」快適さはしっかり欲しい

「古い趣を残しながら、現代の快適性も両立させる」。

これが今回のリノベーションの大きなテーマです。


💡 「蔵」を住空間にできる?

かつて穀物や家財を保管するために建てられた土蔵(つちぐら)

分厚い土壁、太い梁、職人が手刻みで組んだ架構――こうした蔵には、現代の家にはない迫力と趣があります。

その蔵を「住空間」「客室」「アトリエ」として再生するのが、近年人気の蔵リノベーションです。

🏯 蔵リノベーションのメリット
・既存の構造を活かすので、新築では出せない独特の雰囲気
・分厚い土壁による蓄熱効果(温度変化が緩やか)
古いものを大切に活かすサステナブルな住まい方

ただし、蔵は元々「人が暮らす」ことを想定していない建物。

居住スペースとして使うには、断熱・採光・電気・換気などをしっかり整える必要があります。


ご提案内容

① 既存の梁・束・土壁を「魅せる」

蔵リノベの主役は、なんといっても歴史を刻んだ木の架構味わいのある土壁です。

これらを「隠さず、活かす」意匠を採用。新材で組む天井下地は、

梁を覆い隠さないように工夫しました。

② 断熱:旭ファイバーグラス『アクリアマット100mm』

  • 高性能グラスウール(密度14K/熱伝導率0.038W/m·K相当)
  • 厚さ100mmで天井からの熱の出入りをしっかり防止
  • 夏は涼しく、冬は暖かい快適な客室
  • 結露・カビのリスクを抑え、土壁との相性も◎

③ 天井は石膏ボード+クロス仕上げ

天井は石膏ボードで下地を整え、この後クロス貼りで仕上げます。

黒く力強い梁との対比で、白い天井が空間を明るく広く見せる効果を狙います。


工事の流れ(工期約2ヶ月)

  1. 現場調査・採寸・プランニング
  2. 既存の不要部材の解体・撤去
  3. 新しい下地の造作(梁・束を活かす設計で)
  4. アクリアマット100mm の断熱施工
  5. 電気配線・照明位置の確定
  6. 石膏ボード貼り(現在ここ✅)
  7. クロス貼り・床仕上げ(来週以降)
  8. 建具・畳・最終調整・お引き渡し

普通のお部屋のリフォームと違って、蔵リノベーションは「採寸も、施工も、すべてが一点物」

一つひとつの梁の位置、土壁の厚み、既存の窓位置などをしっかり確認しながら、丁寧に進めています。


📸 施工レポート|現場の今

① 既存梁の上に新しい下地を組む

蔵リノベーション施工中:既存の黒い梁の上に新しい木下地を組む様子(吉田町A様邸)
【施工中①】上から見下ろした蔵の小屋裏。古い梁・束の上に、新しい木下地を組み始めました。

蔵2階の小屋裏空間を上から見下ろした写真です。

黒く塗装された既存の梁・束と、これから組み上げる白木の新材の対比が印象的。

既存材の歴史を尊重しつつ、現代の建材で機能を補強していきます。

② アクリアマット 100mm を充填

天井に旭ファイバーグラス『アクリアマット100mm』を充填した断熱施工
【施工中②】天井に旭ファイバーグラス『アクリアマット100mm』を充填。

下地の隙間に、旭ファイバーグラスの『アクリアマット100mm』をびっしり充填。

蔵は土壁の蓄熱性こそ高いものの、屋根面からの熱は逃げやすい構造。

ここをしっかり断熱することで、客室として一年中快適に使える空間に変わります。

③ 蔵2階の広がりを見渡す

蔵2階の広角ビュー:既存の梁・束・土壁を残しつつ断熱施工が進む様子
【施工中③】蔵2階の広角ビュー。古い梁・束・土壁の趣を残しながら、現代の快適性をプラス。

蔵2階の広がりが一目で分かるアングル。

黒い梁、土壁、新しい床、ピンクの断熱材――異なる時代の素材が同じ空間に共存している、リノベーションならではの瞬間です。

④ 天井に石膏ボード貼り完了

蔵2階の天井に石膏ボードを貼り終えた状態。黒い梁と土壁が際立つ仕上げ寸前の空間
【施工中④】天井に石膏ボードを貼り終えました。クロス貼り直前、梁の架構美が際立ちます。

天井に石膏ボードを貼り終えました。

クリーム色の下地と黒い梁、土壁の温かいベージュのコントラストで、

蔵らしさと現代的な明るさが見事に同居する空間が立ち上がってきました。

この後、クロスを貼ってさらに完成度を高めていきます。

⑤ 梁の架構美

別アングルから見た蔵2階の天井ボード貼り完了の様子
【施工中⑤】別アングルから。重厚な梁と仕上げ寸前の天井のコントラストが美しい空間に。

別アングルから。太い梁の交差が天井ボードを抱きかかえるように見える、なんとも豊かな表情。

こうした「梁を見せる天井」は、新築では再現できない、リノベーションだけの贅沢です。


✨ 施工のポイント

  • 🏯 蔵らしい意匠を「隠さず、活かす」設計
    梁・束・土壁の存在感を主役に
  • 🧣 アクリアマット 100mm でしっかり断熱
    「冬寒く、夏暑い」蔵の弱点を解消
  • 🪵 古材と新材を丁寧に共存させる施工
    仕口・寸法の調整は職人の腕の見せ所
  • 💡 照明・電気配線も計画的に新設
    客室としての使いやすさをしっかり確保
  • ⏱️ 工期2ヶ月でじっくり丁寧に
    急がず、確実に仕上げます

まとめ|次回、完成編へ続きます

今回は工事中の途中経過をご紹介しました。

この後、クロス貼り・床仕上げ・建具・畳と続き、客室として生まれ変わる蔵の完成がいよいよ近づいてきます。

完成しましたら、改めて完成編をブログでご紹介する予定です。どんな雰囲気の客室に仕上がるか、ぜひお楽しみに!

A様、引き続き丁寧に進めてまいります。

こんなお悩み、ありませんか?

  • 「使われずに眠っている蔵がある」
  • 「壊すのは惜しいけれど、どう活用すればいいか分からない」
  • 「古い建物の良さを活かしたリノベーションがしたい」
  • 「客室・アトリエ・書斎など、新しい空間が欲しい」

当てはまる方は、ぜひ一度ご相談ください。

地域の歴史ある建物を、次の世代へつなぐお手伝いを、リフォーム工房むつのぶがさせていただきます。


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