ブログ

聚楽壁のカビ取りは自分でできる?プロが教える判断基準と費用相場【広島の工務店解説】

2026.07.20

こんにちは、棒を持って体を捻るストレッチにハマっている

リフォーム工房むつのぶ、代表六信丞示です。

#柔軟第一 #首がぼきぼきなる

今日は、梅雨明けした、現在、多くのお問い合わせNO1のカビについてです。

「和室の聚楽壁に、いつの間にか黒い斑点が…」

「拭き掃除しても、しばらくするとまたカビが浮いてくる」

「市販のカビ取り剤を使っても大丈夫?」。

聚楽壁のカビは、広島県内でも

特に湿気の多い山あいのエリアで毎年多くのご相談をいただくお悩みです。

この記事では、安芸高田市・三次市を中心にリフォームを手がけてきた工務店として、

「自分で取れるカビ」と「プロに任せるべきカビ」の判断基準

 

そして費用相場を、実際の施工事例を交えながら分かりやすくご紹介します。


🦠 なぜ聚楽壁にカビが発生するのか

聚楽壁は、京都・西陣の聚楽第跡地で採れた土を用いた由緒ある土壁で、

調湿性・意匠性に優れた和室の伝統素材です。

しかし、多孔質な土壁は湿気を吸いやすいという性質があります。

この特徴が裏目に出ると、以下のような条件が揃った時にカビが発生します。

 

聚楽にカビ

カビが発生しやすい典型的な条件

  • 🌧️ 梅雨〜夏場の高湿度(湿度70%以上が続く)
  • 🥶 冬場の結露(外気との温度差で壁面に水分が付着)
  • 🚪 換気不足(押し入れ・北側の和室・雨戸を閉め切りがちな部屋)
  • 🏚️ 築年数の経過(下地の劣化・防湿層の機能低下)

広島県北部の気候特性

安芸高田市・三次市を含む広島県北部は、県内でも特に湿気が溜まりやすい地域です。

  • 盆地地形で夏場は蒸し暑く、冬場は結露しやすい
  • 朝晩の気温差が大きく、壁面の内部結露(壁の中で水滴が発生する現象)も起きやすい
  • 雪も降る地域で、冬場の暖房と外気の温度差が壁のカビリスクを高める

「よその地域より、うちの和室のほうがカビやすい気がする」――これは気のせいではなく、

気候特性の影響なのです。


🔍 まず見極める:「表面カビ」か「内部カビ」か

聚楽壁のカビ対処で最も大切なのは、症状の見極めです。同じように見える黒い斑点でも、

対処法はまったく異なります。

表面カビ(初期段階)

  • カビが薄く、壁の表面だけに発生
  • 拭くと一時的に取れる(ただし再発する)
  • ✅ 発見してから日が浅い(1〜3ヶ月以内)
  • ✅ 部屋全体ではなく、局所的(部屋の隅・押入れ側など)

→ この段階なら、DIYでの対処も選択肢に入ります。

内部カビ(進行段階)

  • ⚠️ カビの範囲が広い(壁一面や複数の壁)
  • ⚠️ 拭いても取れない、または表面が変色・変質している
  • ⚠️ カビ臭さが部屋にこもっている
  • ⚠️ 土壁の内部・下地の木材にまで進行している可能性
  • ⚠️ 繰り返しカビが生えている(何度対処しても再発)

→ この段階は、DIYでは根本解決できません。プロによる下地からの防カビ処理が必要です。


🧪 【DIY可能な範囲】表面カビの取り方

初期の表面カビであれば、以下の手順でDIY対処が可能です。

用意するもの

  • カビ取り用のスプレー(塩素系ではなく、聚楽壁対応のもの)
  • スプレーボトル(消毒用エタノールを入れる場合)
  • 清潔な柔らかい布・雑巾
  • ゴム手袋・マスク・保護メガネ
  • 十分な換気(窓を開ける・扇風機を使う)

手順(かんたん4ステップ)

  1. 十分に換気しながら、マスク・手袋・保護メガネを装着
  2. 消毒用エタノールをスプレーし、20分ほど放置
  3. 乾いた布で優しく拭き取る(強くこすると土壁を削ってしまうので注意)
  4. 再度エタノールを軽く吹き付け、自然乾燥

⚠️ DIYで絶対にやってはいけないこと

NG行為 理由
塩素系漂白剤(ハイター等)を使う 土壁が変色・劣化する。中の木材にもダメージ
水拭き・水スプレーで対処 湿気を余計に与えてカビを増やす
強くこする 土壁が削れ、下地が露出してさらに悪化
カビの上から塗料を塗る カビが下で増殖し続け、根本悪化

🚨 プロに頼むべき判断基準|チェックリスト

以下のうち1つでも当てはまるなら、DIYではなくプロへのご相談をおすすめします。

  • ☐ カビの範囲が 50cm × 50cm 以上の広範囲に及ぶ
  • 拭き取っても、1ヶ月以内に再発する
  • ☐ 壁を叩くと「ポコポコ」と音がする(下地から浮いている)
  • カビ臭さが部屋全体にこもっている
  • 押し入れの中・壁の裏側にも黒ずみが確認できる
  • ☐ カビによるアレルギー症状(咳・くしゃみ・目のかゆみ)が家族に出ている
  • 築30年以上で、これまで壁のメンテナンスをしていない

なぜプロでないと解決できないのか

カビは表面の黒ずみだけでなく、目に見えない「菌糸(きんし)」

が土壁の内部や下地の木材まで根を張っていることがほとんどです。

表面をどれだけきれいに拭いても、この菌糸が残っていれば必ず再発します

#聚楽の壁のリフォーム

プロの施工では:

  • カビ除菌剤を壁の奥まで浸透させ、菌糸ごと死滅させる
  • 下地の木材まで防カビ処理
  • 場合によっては壁を剥がし、下地から作り直す

――といった徹底対応が可能です。詳しい工事内容は、聚楽壁にカビが発生した場合のリフォームと対策

工程写真とともにご覧いただけます。


💰 費用相場|安芸高田市・三次市エリアの目安

聚楽壁のカビ取り・再発防止リフォームの費用相場をご紹介します。

対処方法 費用相場(6畳和室の目安) 特徴
DIY(市販カビ取り剤) 1,000〜5,000円 表面カビの初期対処のみ。再発リスク大
プロによる部分クリーニング+防カビ処理 3〜8万円 表面カビ〜浅い進行に対応
クロス(壁紙)への貼り替え+下地防カビ処理 8〜15万円 徹底防カビ+意匠一新。人気の選択肢
珪藻土・漆喰への塗り替え 15〜25万円 調湿性最強、再発リスク最小

「今すぐの対処コスト」だけでなく、「再発した場合の追加コスト」も踏まえて選ぶことが失敗しないポイントです。


🏠 弊社での対応事例|Y様邸(安芸高田市)

先日、安芸高田市内のY様邸からご相談をいただきました。

  • 築40年の和室、北側の壁一面に黒いカビが発生
  • 3年前にご自身で拭き取ったが、翌年また同じ場所に再発
  • 家族に軽い喘息の症状があり、健康面が気になる

現地調査の結果、表面カビだけでなく、下地の木材にまで菌糸が及んでいる状態でした。

ご提案・施工内容

  1. 既存の聚楽壁確認
  2. 木材・壁下地に防カビプライマーを二重塗布
  3. 聚楽部分に、ベニヤを施工
  4. 湿気に強いビニールクロス(調湿タイプ)貼り

結果

  • 工事後1年以上経過するも、カビの再発なし
  • 「カビ臭さが消え、和室で過ごす時間が長くなった」とお声をいただきました

▶ プロ施工の詳しい工程写真は聚楽壁にカビが発生した場合のリフォームと対策もご覧ください。


📝 まとめ|「早期発見・早期対処」が費用も安く抑えられます

聚楽壁のカビ対処のポイントを整理します。

  • 🔍 表面カビの初期段階なら、DIYでの対処も選択肢に(塩素系NG・水拭きNG)
  • ⚠️ 範囲が広い・再発する・カビ臭いなら、迷わずプロにご相談を
  • 💰 早期対処なら3〜8万円で済むケースも。放置すると倍以上になることも
  • 🏡 広島県北部の湿気事情を踏まえた地域密着の対応が、再発防止のカギ

こんな症状、ありませんか?

  • 「和室のカビが取っても取っても復活する」
  • 「押し入れの奥がカビ臭い」
  • 「築30年以上、一度も壁のメンテをしていない」

当てはまる方は、カビが広がる前にお気軽にご相談ください。現地調査・お見積り・ご相談は無料です。


📞 聚楽壁のカビ相談・お見積りはこちら

  • 🏠 対応エリア:安芸高田市・三次市を中心とした広島県北部
  • 🧣 聚楽壁・珪藻土・漆喰・クロスなど、和室リフォーム全般に対応
  • 🆓 現地調査・お見積り無料、ご相談だけでも歓迎

合同会社リフォーム工房むつのぶ
〒広島県安芸高田市美土里町横田4260-2
TEL:0826-54-0836
広島県知事許可(般-7)第41732号

🔗 関連記事(あわせて読みたい)

  • facebook
  • insta
  • twitter
  • LINE
~ SNSでも施工の様子を公開しています! ~