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寝室に掃き出し窓のあるデメリット

2025.05.19

おはようがざいます。

肩甲骨を剥がすことに、ハマっているリフォーム工房むつのぶ、代表六信丞示です。

#50代は、ストレッチ命

今日は、寝室に、掃き出し窓のあるデメリットについてお話しします。

特に、1Fの寝室には、掃き出し窓でなく、腰窓が良いですね。

ベットを置く際にも窓側に配置できることや、防犯の面でも、腰窓がお勧めです

✅ 腰窓にするメリット

1. プライバシーの向上

  • 腰窓は目線の高さより下に位置するため、外からの視線が入りにくくなります。

  • カーテンや目隠しを最小限にでき、開放感を保ちながらもプライバシーを確保できます。

2. 断熱・防音性能の向上

  • 吐き出し窓は面積が大きく、熱や音が伝わりやすいですが、腰窓は小さいため外気の影響を受けにくくなります。

  • 壁の面積が増えることで断熱材や防音材の効果を活かしやすくなります。

3. 家具の配置がしやすくなる

  • 腰窓の下のスペースにベッドのヘッドボードや収納棚などを配置しやすくなります。

  • 吐き出し窓だと壁が少なくなるため家具配置に制限が出やすいです。

4. 防犯性の向上

  • 吐き出し窓は人が出入りできるサイズのため、侵入リスクが高くなります。

  • 腰窓は小さく高さもあるため、防犯上安心です。

5. 冷暖房効率の改善

  • 壁が多い方が断熱性が高くなり、エアコンの効きも良くなります。

  • 熱の出入り口である大きな窓が小さくなることで、冷暖房のロスを減らせます。

6. 地震対策にも有利

  • 大きなガラス面は地震時に破損しやすいですが、腰窓にすることで破損リスクが減ります。

  • 窓周囲の壁がしっかりしていると、建物の耐震性も向上します。


💡補足

吐き出し窓はバルコニーへの出入りや採光・開放感というメリットもありますが、寝室に限って言えば腰窓の方が機能性・快適性・安全性の面でメリットが多いといえます。


🔧 寸法のアドバイス

✅ 窓の高さ(下端の位置)

  • 床から90〜100cmくらいの位置に窓の下端を設定するとちょうど良いです。

    • → ベッドのヘッドボードや家具を干渉せずに置ける

    • → 座っても外が見えやすい高さ

✅ 窓のサイズ(縦×横)

● 縦(高さ):

  • 50〜70cm 程度が標準的。

    • 採光も確保でき、壁量も十分に確保可能

    • 例:H=60cm

● 横(幅):

  • 120〜160cm 程度がバランス良し。

    • 採光が必要な場合は長めに、断熱を優先したいならやや短めに

    • 例:W=150cm(掃き出し窓と同じ幅を引き継ぐケースもあり)


🎨 デザインのアドバイス

✅ 枠やサッシのデザイン

  • ブラック・ダークグレー系の細枠にすると現代的でスタイリッシュ。

  • 和モダン・ナチュラル系なら**木目調(内観)+白枠(外観)**も人気。

✅ ガラスの種類

  • **Low-E複層ガラス(断熱タイプ)**が断熱・遮熱・結露防止におすすめ。

  • 防犯を重視する場合は防犯合わせガラスを採用。

✅ 開閉タイプ

  • 横滑り出し窓:風を効率よく取り込めて、雨の日も少し開けられる。

  • 縦すべり出し窓:スリムで外観のアクセントにもなる(デザイン重視)。

  • 引違い窓:使いやすいが、気密性や防音性ではやや劣る。

✅ 外観とのバランス

  • 外壁からの見え方を意識して、左右に余白を取るとバランスが良いです。

  • 寝室が複数ある場合は、他の部屋と窓の高さを揃えると統一感が出ます


📝 実例寸法(おすすめの一例)

項目 寸法例 備考
窓下端高さ 900mm ベッドのヘッドボードに干渉しない高さ
窓高さ 600mm 採光・視界・断熱のバランス良好
窓幅 1500mm 広すぎず狭すぎずちょうどよい
窓タイプ 横滑り出し or 引違い デザイン・通風で選択
ガラス仕様 Low-E断熱タイプ or 防犯ガラス 快適・安全対策
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