安芸高田市の皆さま、こんにちは！

リフォーム工房むつのぶのブログ担当です。

毎週ブログを見ていただきありがとうございます。

お客様より「窓だけでなく、天井や壁からの冷気や結露も気になる」というご要望をいただきました。

その通りです。窓だけでなく、天井や壁の断熱性能を向上させることは、結露対策はもちろん、家全体の暖房効率を劇的に高めるための根本的な解決策となります。

今回は、ご依頼いただいた「天井・壁への断熱材施工」によるリフォームのメリットと、その具体的な手順、そして活用できる補助金について詳しくご説明します！

既存の壁はプレハブの為断熱が行き届いていません。

方法としては、壁を解体して、断熱材を入れて、壁を貼る、この方法が良いのですが、今回は、コストを削減するため、カバー工法にさせていただきました。デメリットとしては、部屋が少し狭くなる。

このことがクリアーできれば、カバー工法1択です。

特にプレハブの場合、相手が鉄骨のため、とても良い判断になります。

下地板を施工

断熱を施工

プラスターボードを施工

クロスを施工

1天井・壁の断熱改修が結露対策になる理由

天井や壁が結露したりカビが生えたりするのは、その壁の内部で「熱い室内空気」と「冷たい外壁」が出会ってしまうためです。

断熱材を貼ることで得られる効果

1. 結露の発生源をシャットアウト: 壁や天井の内部に隙間なく断熱材を施工することで、外の冷気が室内に伝わりにくくなります。これにより、壁の表面温度が室温に近くなり、壁や天井での結露の発生を根本から防ぎます。

2. 家全体の保温性アップ: 窓からの熱損失が50%程度なのに対し、壁や屋根（天井）からの熱損失も合わせると非常に大きな割合を占めます。ここを断熱することで、家全体の魔法瓶効果が高まり、暖房を切っても暖かさが持続しやすくなります。

3. 防音効果も向上: 断熱材は音を吸収する効果もあるため、外部からの騒音や、室内の生活音の軽減にも役立ちます。

：石膏ボード貼り → クロス仕上げ

断熱材の上から、下地となる石膏ボードを貼り付け、その上にお客様が選ばれた新しいクロス（壁紙）を貼って仕上げます。

• ご提案： クロスは、結露後のカビに強い防カビ機能付きクロスや、室内の湿度を調整する調湿機能付きクロス（エコカラットなど）をご提案できます。

 窓の断熱改修（先進的窓リノベ）と組み合わせて実施することで、さらに費用負担を軽減できます。

結露に悩まされない、暖かく快適な冬を迎えるためにも、ぜひこの機会に天井・壁の断熱改修をご検討ください！