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介護保険を使った住宅改修のメリットを解説!〜費用を抑えて安全な暮らしを〜

2025.09.29

安芸高田市にお住まいの皆さま、こんにちは!

リフォーム工房むつのぶのブログ担当です。

ご自宅で長く、安心して暮らしていくために、「手すりが欲しい」「段差をなくしたい」といったリフォームを考えることがあるかと思います。

そんな時、ぜひ知っていただきたいのが**「介護保険を使った住宅改修」**です。

費用面で大きなメリットがあり、安全で快適な暮らしを実現するための大きな一歩となります。

今回は、そのメリットを金額を含めてわかりやすくご説明します!


介護保険を使った住宅改修の最大のメリットは「費用の軽減」

 

介護保険の住宅改修費支給制度を利用する一番のメリットは、なんといってもリフォーム費用の自己負担額を大幅に抑えられることです。

 

1. 支給の限度額と自己負担額

 

項目 内容
支給限度基準額 20万円 (お一人、一生涯の限度額)
自己負担割合 原則1割(所得に応じて2割または3割
最大支給額 18万円 (20万円 × 9割支給)

<具体的な金額の例 (自己負担1割の場合)>

改修工事費の総額 自己負担額 実質的な費用軽減額
10万円 1万円 9万円
20万円 2万円 18万円
30万円 12万円 (2万円 + 超過分10万円) 18万円

このように、工事費が20万円以内であれば、原則として費用の1割(最大2万円)の負担で済むため、多額な費用がかかるバリアフリーリフォームの経済的な負担を大きく軽減できます。

 

2. 少額の改修でも分割利用OK

 

「今は手すりだけでいいけど、将来トイレも改修したい…」という場合でもご安心ください。

支給限度額の20万円を超えない限りは、複数回に分けて利用することが可能です。

  • 例: 1回目に手すり設置(5万円)を利用 残り15万円を別の改修に利用可能。

 

3. 要介護度が上がると再利用も可能に!

 

原則は「お一人、一生涯20万円まで」ですが、要介護状態が大きく変化した**(3段階以上重くなった)**場合や、転居して住居が変わった場合には、再度20万円までの支給限度額が設定されます。


 

対象となる主な改修工事

 

介護保険の対象となるのは、「要介護者等の生活動作の自立を助け、介護者の負担を軽減するため」の改修に限定されています。主な対象工事は以下の通りです。

  1. 手すりの取り付け
  2. 段差や傾斜の解消(スロープ設置、敷居の撤去など)
  3. 滑りにくい床材・移動しやすい床材への変更(浴室、廊下など)
  4. 引き戸等への扉の取替え(開き戸から引き戸への変更など)
  5. 和式から洋式への便器の取替え
  6. その他、上記の改修に付帯して必要となる工事

まずは私たち「リフォーム工房むつのぶ」にご相談ください!

 

介護保険の住宅改修制度は、工事を始める前に安芸高田市役所への事前申請が必要です。この手続きを忘れて工事をしてしまうと、保険給付の対象外となってしまいます。

私たちリフォーム工房むつのぶは、安芸高田市の気候や風土を熟知した地元業者として、

  • お客さまの身体状況に合わせた最適な改修プランのご提案
  • ケアマネジャーさんとの連携
  • 市役所への申請書類作成のお手伝い

まで、すべてサポートさせていただきます。

「どこから手を付けていいかわからない…」という方も、どうぞお気軽にご相談ください!

安心で快適な住まいづくりを、全力でサポートいたします!

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